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青森県に次ぐ第2弾は近畿地方に属する和歌山県です!2004年に世界遺産に登録された熊野古道をテーマに、平安時代から鎌倉時代にかけて女性貴族が外出の際に着用した"壺装束"を纏ったにとりちゃんを立ち絵にしました。
 

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和歌山県は近畿地方に属し、本州最南端に位置する県です!総人口は約91万人、県庁所在地は和歌山市です。
​紀伊半島南端に位置するため果樹栽培や漁業が盛んで、前者はみかん(有田みかん,生産量全国1位)、後者はマグロが有名です。県の8割を山地が占めており、その山中に熊野古道と呼ばれる古い参詣道がいくつも存在し、県内東部にある熊野三山(熊野本宮大社,熊野速玉大社,熊野那智大社)へと通じています。

 

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熊野古道は、紀伊半島南端にある熊野三山へと通じる参詣道で、紀伊路,小辺路,中辺路,大辺路,伊勢路,大峯奥駈道の計6つの参道で構成されています。熊野三山のある熊野地域を中心に道が延びており、うち半数は県外の大阪府や奈良県、三重県の伊勢から延びています。
これらの参道を合わせると総延長は1,000km以上と非常に長く、現道としては国内最長で東京の日本橋から青森県までを結ぶ国道4号線の836kmを大きく上回るため、いかに長いかが実感できるかと思います。

熊野古道の歴史は古く、平安時代から鎌倉時代にかけて上皇や貴族などが熊野三山を参拝する目的で熊野古道を歩いたとされています。
しかし山中を通るため過酷で高低差が大きく、道の途中で亡くなってしまった方もいたようです。

一方で現在は、地形の関係や周辺の都市化などで一部の古道は舗装されています。


2004年には紀伊路を除き世界文化遺産に登録され、道路の世界遺産登録は国内初、世界でも2番目となりました!(世界で最初に世界遺産に登録された道路はスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路)

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にとりちゃんが着用している衣装は壺装束(つぼしょうぞく)といい、平安時代から鎌倉時代にかけて、主に中・上流貴族の女性が外出する際に着用した衣装です。当時の女性の衣装は十二単(じゅうにひとえ)と呼ばれるものが主流でしたが、重ね着で袖が地面に届くほど長く、また十二単そのものが室内向けで外出に不向きであったため、この壺装束が考案されました。

頭に被っている市女笠(いちめがさ)の形から"見た目が壺のように見える"と思いがちですが、壺装束の名前の由来は
"袿の裾を引き上げて着用する姿が壺のように見える"ことから、この名前がつきました。
​また、市女笠から下へ垂れ下がっている白い布は「枲の垂れ衣」と呼び、虫よけの役割を果たしています。



​引用:wikipedia,コトバンク